ももクロマネージャー日記より

書く場所を頂いているので、いつもの番外編ということでお付き合いください。
ちょっとしたネタばらしです。
今回古市さんとの対談の件でモノノフの皆さんにご心配をおかけしまして、本当に申し訳ございません。
対談の全文を読んで頂ければ、わかると思いますが全く反日でも親韓でもありません。
でもその一文を取り上げて面白おかしく書かれてしまう隙を作ってしまったことは自分のミスだと思います。じゃあなぜ今だったのか？

僕は日本が好きです。自分たちの住んでる国がいかに素晴らしいか、古事記でありそれに神道であり知らなくても生活出来るかもしれませんが、ちょっこっと、ちょこっと
和をモチーフにしたグループなので活動に取り入れていました。
この辺はみなさん知るところだと思います。
伝えたい良さがあると思っていたので。
もちろんかたよってはいけないので押し付けない程度にです。

そんな中、海外公演を終えたころから自然と本人達の中から小さな愛国心のようなものが芽生え出した気がしました。

アイドルという日本独自の文化を代表して公演し、海外の方から反応をいただいて。
ここにぼやーっとしたものですが何かしらの未来が見えた気がしました。
この辺から目に見えた形で日本文化であるということを意識して演出しました。
ナイーブなのでやめてくれと色々言われました。
でも自分自身、たとえ歴史的背景があるにせよ日本文化を象徴するために国旗を使用できないことが
納得がいかなかったので、使用してきましたが現在を持って考えるような問題は起きていません。
このことでも、ぼやーっとした何かが見えました。自分たちの立ち位置からできること
ソフトパワーによる対話です。これはももクロだから出来ることだと思いました。

例えば相手を嫌う所までは見ているのですが、そこに自分的な解決策を見つけられたことがありません。
でも万国共通で描く理想は平和だと思っています。それならば強硬な姿勢を取らなくてならない相手の理由を知り、お互いの主張をぶつけ解決する方法を見つけるじゃだめなのか？
少なくとも芸能文化のスタンスからどこの国ともこの対話が成立するのではないかと思いました。